投球パフォーマンスアップ

【障害予防とパフォーマンスアップ】

ウェイトトレーニング、ムーブメントトレーニングなどなど、さまざまなオフを過ごすかと思います。

シーズン中に故障を抱えていた選手も、投げることが少なくなって、負荷が減ることで痛みは改善傾向を示す選手も多いと思います。

負荷の軽減による組織回復やトレーニングにより組織強度を上げていくことは重要ですが、『痛みを生じたメカニズム』が改善していなければ、、、
『春先に故障、、、』となりかねません。
シーズン間際で故障が、、、となるのは悲しすぎます。

①どの組織が?
②どのようなストレスメカニズムで?
③どのような機能障害によって生じている?
④ストレスメカニズムや機能障害に寄与する因子は?

①は医療機関で医師が診断してくれるでしょう。。。

問題の組織が明確になることと、②〜④は少し違います。

そして、②〜④は教えてくれるでしょうか?解決策を教えてくれるでしょうか?
電気中心の治療では、『局所の循環改善』や『炎症の緩和』が図られることはあっても、『メカニズム』や『動き』が変わるわけではないので、根本の改善になるわけではありません。

『メカニズム』を改善させることと、それ適応した『動き』を身につけることが重要です!!

シーズン中、故障を抱えていた選手は万全なオフを過ごし、シーズンを迎えるようにしましょう!

さて、前置きで暑くなってしまいましたが、、、

本題の『紙鉄砲』の話。

『紙鉄砲』をしている選手の皆さんも多いと思います。

オフが近づいてきましたが、オフにやるという選手・チームもあるのではないでしょうか?

なぜ良いかという点ですが。

紙鉄砲は『感覚作り』に良いツールです。

『音』という聴覚と『抵抗感』という体性感覚によるフィードバックを有効に使えます。

『肩の開き、、、』とか、『肘の高さが、、、』とか、、、

コンマ何秒の動作で、そこまで細かい意識をしてしまうと、むしろもっとグチャグチャになりません?

ひどい場合は『イップス』みたいな症状になることもあります。

フォームの課題を見つけることは重要ですが、
『意識して変える』のではなく、
『必要なワークアウトを意識して行なった結果、勝手にフォームが変わる』
ようにしていきたいところです。

じゃあ、何をしたら良いの??

人それぞれ違いがあるため、『これをすれば大丈夫』ということは残念ながらありません。

まずは、身体機能診断で『硬いのか』、『動き過ぎるのか』、『筋力が弱いのか』、『筋肉が働いていないのか』、『運動協調性(運動連鎖)が崩れているのか』etc、、、

自分自身の身体を知るところからです。

そこがはっきりしてくれば、YouTubeもアリだとは思います!!

脱線しそうですが、どこまで脱線するかお時間のある方はお付き合いください(^ ^;)

『エコロジカル・アプローチ』

近年、サッカーの学習理論で注目されている『エコロジカル・アプローチ』。

その理論をもとに2016-17シーズンにリーグ優勝、CLでのベスト4となったモナコを率いたのがレオナルド・ジャルディン監督。

戦力的にも、財政的にもPSGに及ばないチームが勝った理由も、ムバッペをはじめ多くの『一流の原石』が『超一流』に育った理由がそこにあります!

が、、、

まだまだ日本では浸透していないトレーニング理論。

サッカーに特化したトレーニング理論ではなく、その背景理論にあたる運動学習理論です。

さらに、競技力向上からリハビリテーションまで様々な分野で使われています。

トップチームはもちろん、スポ少など育成年代にも必要。

というより、幼少期・育成年代こそ取り入れられた方が良い理論だと思います。

まだ聞きなれない言葉かもしれませんが、指導者のみならず、アスリハに関わるトレーナーや治療に関わる理学療法士も『知っておきたい』、『理解しておきたい』内容です。

肘が下がっている選手に、トレーナーが『もっと肘を高く、、、』とか言ってるようだとヤバい!
動作中に身体にフォーカスした残念過ぎるキューイングは無くしたいです、、、

しかしながら、実際はスポーツ系のトレーナーや理学療法士より、小児・発達系のトレーナーや理学療法士の方が詳しいかもしれません。

理論はシンプルではありますが、現場応用は非常に難解。

私もまだまだ勉強中です。

パーソナルだけでなく、運動教室にも活かしています。

子どもの発達は

動く→聞く→話す→考える

と進んでいきます。

つまり、

感覚→運動/言語→認知

と脳が発達していきます。

そこで、どのような雰囲気、環境を作り、どのようなキューイングが最適なのかを考える必要があります。

例えば、先ほどの肘が下がった選手に対して、目標物を

①『速く叩け』

②『強く叩け』

どちらが効果的でしょうか??

想像できるかもしれませんが、②の方が肘が自然と上がることは多そうですよね。

強く叩くには予備動作をしなければならないので。

極端ではありますが、指導するものとして『キューイングの違い』が大きく影響するということは知っておかなければならないなと強く感じております。

『ディファレンシャル・ラーニング(トレーニング)』

『ダイナミックシステム・アプローチ』

なんかも重要視している理論です。

が、、、

止まらなくなりそうなので、今日はこのくらいで、、、

最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございました!

興味がある方は、是非一緒に勉強しましょう(^ ^)