投球障害予防とパフォーマンスアップ

先日の投球障害事例。

医療機関での画像所見と詳細な身体機能診断により、

①どの組織が?
②どのようなストレスメカニズムで?
③どのような機能障害が生じている?
④ストレスメカニズムや機能障害に寄与する因子は?
⑤その他の禁忌や注意事項は?
⑥予後は?

実に多くの情報を収集した上で、マネジメント♪

30分程度の運動ではありましたが、前後で明らかに変化しているのがわかりました。

肘の外反トルクは軽減し、アームスピードはアップ。

狙いが正しければ、変化は出るはず。

患部へのアプローチはもちろん重要ですが、患部がどんな理由で症状を呈しているのか。

それが一番大事♪

施術で効果があったことを、最適と思われるセルフケアの方法で指導します。

初回での変化の具合で、


①このくらいの期間で
②このくらいの状態になっているであろう

と予後予測しますが、

あとはフィールドでどうか?

次回までの経過とセルフケアの効果判定で微調整する必要があります。

セルフケアが効果的であって初めて、セルフメンテナンスとなるのが理想的です。

症状を改善させていくことも、
パフォーマンスを上げていくことも、
基本的には同じ。

特長と課題が分かれば、頑張り方がわかる。
予後が分かれば、無茶な頑張り方はしない。
正しい頑張り方が分かれば、結果がついてくる。

パーソナルトレーニングの良さはそこにあり♪